落ち込んでいたときにやってきたおいしい贈り物


最近、ちょっと落ち込むことがありました。
なんだかいいことないな、と気分が沈み込んでいたときに、遠くに引っ越していった友達から荷物が届きました。

細長い箱で、いったい中は何なんだろうと首をかしげながらふたを開けると、そこに入ってたのはなんとネギ!
立派な太くておいしそうなネギだったのです。
中に添えられていた手紙には、友達からの気持ちがこもった言葉が並んでいました。
どうやら、今現在友達が住んでいるところはネギの産地なのだそうです。
引っ越しして産直市場をのぞいたら、立派なネギがたくさん安く並んでいたのだとか。
それをまずは友達自身で買ってきて、家で焼いて食べてみたら本当においしかったのだそうです。
これを一人で食べているのはもったいない気がして、ふと思いついて私にネギを送ってくれたのだということが書かれていました。
箱の中には、産直市場でもらったというネギの食べ方について書かれた紙も同封されてありました。

私は実はネギが特別好きというわけではありません。
どちらかというとあまり食べないほうかもしれないです。
だけど、この友達の気持ちがすごく嬉しくって、ネギくさい箱も宝物箱のように思えてしまいました。
ここのところ、ちょっとついてないことばかりで落ち込んでいたところでもあったので、なおさら友達の気持ちが涙が出るほどうれしいものでした。

さっそく、ネギを紙に書かれたとおりに焼いて食べてみました。
そうしたら、中はトロトロで甘くて、本当においしかったのです。
ネギに対する見方が変わるぐらいのおいしさでした。
ネギにぴったり合うというポン酢も添えられていたので、それをかけて食べました。
これは人に教えたくなるような味だわ、としみじみ実感しながら味わって食べました。

今度は、友達にこちらのおいしいものを何か送りたいなと思っています。
何がいいかな、何だったら喜んでもらえるかな、そんなことをいろいろと考えているとだんだん元気にもなってきました。
友達のおかげです。